百万(ひゃくまん)頭(とう)が旅(たび)する草原(そうげん)
ソラとハイラックスのテンベがセレンゲティ国立公園で草原の川を体験している場面1 / 10
いのちの大行進(だいこうしん)を追(お)って

草原(そうげん)の川(かわ)

タンザニア北部(ほくぶ)の草原(そうげん)、森(もり)、岩山(いわやま)に着(つ)くと、ソラとハイラックスのテンベは足(あし)を止(と)めました。地平線(ちへいせん)までの草原(そうげん)を、ヌー、シマウマ、ガゼルが川(かわ)のように進(すす)みます。雨(あめ)と草(くさ)が、百万(ひゃくまん)頭(とう)のカレンダーをめくるという合図(あいず)を、風(かぜ)がそっと運(はこ)んできます。ソラは地図(ちず)の上(うえ)で山(やま)の高(たか)さを指(ゆび)でなぞり、遠(とお)くまで来(き)た人(ひと)の道(みち)のりを想像(そうぞう)しました。目(め)の前(まえ)の景色(けしき)は、自然(しぜん)と人(ひと)の時間(じかん)が同(おな)じ場所(ばしょ)で重(かさ)なった一枚(いちまい)の絵(え)です。

もうひとつの手がかり!

地図(ちず)で場所(ばしょ)を確(たし)かめると、遺産(いさん)は遠(とお)い国(くに)の点(てん)ではなく、山(やま)や海(うみ)とつながる暮(く)らしの場所(ばしょ)だと分(わ)かります。

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