ばら色(いろ)の岩(いわ)にかくれた都(みやこ)
ソラとヤギのナディアがペトラで岩の谷の入り口を体験している場面1 / 10
砂岩(さがん)の門(もん)をくぐって

岩(いわ)の谷(たに)の入(い)り口(ぐち)

ヨルダン南部(なんぶ)の砂岩(さがん)の山(やま)あいに着(つ)くと、ソラとヤギのナディアは足(あし)を止(と)めました。細(こま)い岩(いわ)の谷(たに)シークを進(すす)むと、ばら色(いろ)の岩壁(がんぺき)の先(さき)に町(まち)がぱっと開(ひら)きました。砂漠(さばく)の水(みず)と遠(とお)い文化(ぶんか)が出会(であ)う交差点(こうさてん)という合図(あいず)を、風(かぜ)がそっと運(はこ)んできます。ソラは地図(ちず)の上(うえ)で山(やま)の高(たか)さを指(ゆび)でなぞり、遠(とお)くまで来(き)た人(ひと)の道(みち)のりを想像(そうぞう)しました。目(め)の前(まえ)の景色(けしき)は、自然(しぜん)と人(ひと)の時間(じかん)が同(おな)じ場所(ばしょ)で重(かさ)なった一枚(いちまい)の絵(え)です。

もうひとつの手がかり!

地図(ちず)で場所(ばしょ)を確(たし)かめると、遺産(いさん)は遠(とお)い国(くに)の点(てん)ではなく、山(やま)や海(うみ)とつながる暮(く)らしの場所(ばしょ)だと分(わ)かります。

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