1 / 10 潮の社へ舟をこいで
船から見える朱色
日本の瀬戸内海、宮島の海辺に着くと、ソラとシカのモミジは足を止めました。船が近づくと、海の上に朱色の大鳥居と社殿の回廊が見えました。潮の満ち引きが、毎日ちがう一枚の絵を描くという合図を、風がそっと運んできます。ソラは地図の上で山の高さを指でなぞり、遠くまで来た人の道のりを想像しました。目の前の景色は、自然と人の時間が同じ場所で重なった一枚の絵です。
もうひとつの手がかり!
地図で場所を確かめると、遺産は遠い国の点ではなく、山や海とつながる暮らしの場所だと分かります。
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COEIROINK・ふつう
