一日(いちにち)だけの剣闘(けんとう)士(し)?
ソラとネコのルカがコロッセオで円い舞台の朝を体験している場面1 / 10
ローマの円(まる)い舞台(ぶたい)

円(まる)い舞台(ぶたい)の朝(あさ)

イタリアの首都(しゅと)ローマの中心(ちゅうしん)に着(つ)くと、ソラとネコのルカは足(あし)を止(と)めました。古(ふる)いローマの道(みち)の先(さき)に、巨大(きょだい)な楕円形(だえんけい)のアリーナが立(た)っていました。建築(けんちく)の工夫(くふう)と、そこで生(い)きた人(ひと)びとの記憶(きおく)という合図(あいず)を、風(かぜ)がそっと運(はこ)んできます。ソラは地図(ちず)の上(うえ)で山(やま)の高(たか)さを指(ゆび)でなぞり、遠(とお)くまで来(き)た人(ひと)の道(みち)のりを想像(そうぞう)しました。目(め)の前(まえ)の景色(けしき)は、自然(しぜん)と人(ひと)の時間(じかん)が同(おな)じ場所(ばしょ)で重(かさ)なった一枚(いちまい)の絵(え)です。

もうひとつの手がかり!

地図(ちず)で場所(ばしょ)を確(たし)かめると、遺産(いさん)は遠(とお)い国(くに)の点(てん)ではなく、山(やま)や海(うみ)とつながる暮(く)らしの場所(ばしょ)だと分(わ)かります。

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